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Vol.8 好奇心が日々の原動力

学生インターンとしてGreenCarbonに携わっている九州大学農学部4年の石崎 怜(いしざき れい)さんにインタビューを実施しました。学生インターンとして参画してから三ヶ月と間もない石崎さんですが、何を語るのでしょうか?是非最後までご一読ください。

これまでの学校生活を含め簡単な自己紹介をお願いします。

私は幼いころから登山や自然は好きでしたが、高校時代に読んだ本で日本の森林・林業を取り巻く現状を知り、大好きな山や自然を守りつつ自分自身が日本の林業を活性化する一員として携わりたいと思うようになりました。2年間の浪人生活を経て、地元の北九州市から福岡市内の九州大学農学部に入学し、現在は地球森林科学コースを専攻しています。所属している森林政策学研究室では、森林と人類との関係を歴史的、社会・経済的に研究し、適切な森林管理を維持・形成するための施策を解明するためにゼミを通して日々議論を重ねています。
個人的な話をすると音楽とお酒とカレーが好きで、福岡から北海道までヒッチハイクをしたり、大濠公園で弾き語りをしたり、旅行先のスナックに一人で行って常連のお客さんと仲良くなったりと一期一会の機会を大切に休みのない大学生活しています。休肝日がないことが最近の悩みです(笑)

Q.GreenCarbonで働こうと思ったきっかけは何ですか?

3年生の10月から森林政策学研究室に配属され、さらに専門的な勉強をするようになりました。ゼミや授業を通して、2015年の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)でのパリ協定採択後、各国の脱炭素政策が急速に加速し、改めて温室効果ガスの吸収減源として森林が注目されるようになったことを肌で感じ、その中でもカーボンクレジットに興味を持ちました。日本でも日本版のカーボンクレジット制度であるJクレジットが2013年から開始されていましたが、理解を深めようにも身近にJクレジットに精通している方がいませんでした。インターネットで調べてみると、Jクレジットの創出支援業務を行っている環境系のスタートアップが何社か見つかったため、HPのお問い合わせフォームからかたっぱしにコンタクトをとりました。

その中の一社が現在長期インターンとして参画しているGreenCarbon株式会社でオンラインで話す機会をいただいた際に「それだけ興味を持っているなら実際にインターンとしてかかわってみたら?」と社員の方に言っていただき、二つ返事で快諾しました。それがきっかけみたいなものです。

Q.どのような仕事に携わっていますか?業務内容をお聞かせください

僕自身、国内事業部の社員の方と2人で仕事を進めていくことがほとんどです。
その中で、農家さんや森林組合、企業の方などから会社がいただいたJクレジット制度に関するものだけでなくカーボンニュートラルにむけた様々な案件や相談などを、市場分析や競合調査、方法論の適合を通して解決策や助言、実行支援を行っています。

さらにはプロジェクトを実施に進めるというタイミングでは、具体的に実行するためのスケジュールや必要書類、導入設備の価格帯やモニタリング方法の選考などプロジェクトの設計図の組み立てまで行うこともあります。インターンを始めた当初は学生の僕にここまでの仕事を預けてくれるのかという驚きとともに、まったく何から手を付けていいのかわからず悶絶していたのを覚えています。そういった意味では、まずは目の前の仕事を進めながらその仕事の達成するために必要なタスクを洗い出すといった、自走しながら仕事を因数分解して考える力みたいなものはものすごく身についたのではないかと実感しています(笑)

Q.仕事のやり甲斐はなんですか?

やはり、最初はまったくどう進めていいかわからない仕事はほとんどではありますが、取り組む中でゴールまでの道筋が少しでも見えた瞬間というのがとても面白いなとも思いますし、やりがいを感じる瞬間であると思います。また自分自身の携わる仕事がまぎれもなく温室効果ガスの削減につながっているというのは最大のやりがいでもあり湧き出てくる熱量の根源かもしれませんね。

Q.今までに直面した課題はなんですか?

インターン中に課題に直面していない時間はいい意味でありません(笑)

まず、脱炭素領域での活動は、農業や林業、水産業、畜産業といった一次産業だけではなく、再生可能エネルギーや省エネなどのエネルギー分野、さらには廃棄物処理など挙げればきりがなく、あらゆる分野での知見が求められます。そのとてつもない範囲の広がりにはいつも大変さを感じてる部分ではあります。また、サステナビリティや脱炭素といったものは現在の世界的なトレンドではありますが、欧米などにも比べると日本は後発国ということもあり、様々なESGに関するコンサルティングやJクレジットの方法論を適用するとなった場合でも先例がないということが多々あるため、新しいことにチャレンジすることの好奇心やわくわく感だけで直面する課題に真正面からぶつかっていますね。

Q.最後に、GreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします!

環境産業の市場規模・雇用規模はこれからも拡大を続けることが予想されており、環境・エネルギー分野で働く人の多くが、高い熱量を持っていたりチャレンジグな姿勢で日々の仕事に取り組んでいるなと日々感じています。Green Carbonもそのような熱量の高い社員の方と仲間が集まっており、その中で環境に関する様々な仕事に立ち向かいたいという方がいれば、是非一緒に働ければと思っています!!

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