-オーストラリア農地200万haでのカーボンクレジット創出を目指す-
10月6日(金)から10月9日(月)に実施された、西村経済産業大臣のオーストラリア・メルボルン出張に同行し、同国の大学・国家機関とカーボンファーミングによるクレジット創出プロジェクトの基本合意を締結したことをお知らせします。今回のプロジェクトでは、200万haの農地を目標にカーボンファーミングという手法を用いたカーボンクレジット創出を実施し、長期的にはCO2換算で約5,000万t-CO₂eの創出を目指してまいります。
◆基本合意締結の背景
オーストラリアは、カーボンニュートラル推進に積極的に取り組んでおり、2050年までに温室効果ガス(GHG)排出実質ゼロを目指す計画を発表するとともに、国全体で約数百億円相当のカーボンクレジットを購入する予算を設けています。GreenCarbonは、こうした背景に注目し、豪州約30haの農地にてカーボンファーミングの手法を活用したACCUs※登録を完了しています。
今回、両国の脱炭素化を促進する代表的な取り組みとして、西村経済産業大臣及びファレル豪州貿易・観光大臣の立ち合いの下、GreenCarbonと豪州企業・政府機関のMOU署名式が執り行われました。
○経済産業省URL:https://www.meti.go.jp/press/2023/10/20231008001/20231008001.html
※ACCUs
オーストラリアの低炭素農業イニシアティブ(Carbon Farming Initiative, CFI)によって発行された豪州炭素クレジットを指します。
※真ん中左:GreenCarbon取締役兼共同創業者 萩原 惇宏
※真ん中右:経済産業大臣 西村 康稔 氏