モンゴルの社会問題に対しカーボンクレジットの活用を提案
Green Carbon株式会社（代表取締役：大北潤、以下Green Carbon（読み；グリーンカーボン））はモンゴル首都のウランバートルで開催された、日本貿易振興機構(以下、JETRO)、宇宙航空研究開発機構（以下、JAXA）、国際協力機構（以下、JICA）、モンゴル日本人材開発センター(以下、MOJC)共催、モンゴル・イノベーション・ミッションのリバースピッチに登壇したことをお知らせします。リバースピッチでは、モンゴルで問題となっている家畜の糞尿の堆肥化や、モンゴル北部森林の虫害木伐採による森林管理の改善やカーボンクレジット創出事業を提案し高い評価を獲得しました。
◆モンゴル・イノベーション・ミッションの概要
モンゴルは2023年に実質GDP成長率が7.0％を記録するなど、経済成長の著しい中央アジアの一国です。その一方で、首都近郊の大気汚染や常態化している渋滞など社会課題が問題となっており、解決に取り組むため、日本のスタートアップとの連携を強めています。
2024年8 月19日～21日のモンゴル・イノベーション・ミッションでは、現地企業との交流・視察を行い、ネットワーキングイベントでは日本側の企業のリバースピッチ及びモンゴルの企業・機構との交流会を行いました。
共催：JETRO、JAXA、JICA、MOJC
日時：２０２４年８月１9日〜21日
場所：モンゴル・ウランバートル
URL：https://www.jetro.go.jp/events/scc/fe8d9130081951cf.html
◆Green Carbon登壇の背景
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど自然由来のカーボンクレジット創出を幅広く展開しています。
今回、東南アジアを中心とした事業展開におけるカーボンクレジット創出の取り組みを評価いただき、JAXAから登壇の招待をいただきました。Green Carbonは、リバースピッチ内で、社会問題となっている家畜の糞尿の堆肥化や、モンゴル北部森林の虫害木伐採による森林管理の改善やカーボンクレジット創出事業を提案し高い評価を獲得しました。また今後は、東南アジアでのカーボンクレジット創出ノウハウを活用し、現地の大学及び企業と連携し、モンゴルの森林や草地などで課題となっている環境問題に対し解決策を提示してまいります。
◆Green Carbon 株式会社
代表者 ：代表取締役 大北 潤
所在地 ：東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607
設立 ：2019年12月
事業内容 ：カーボンクレジット創出販売事業農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL ： https://green-carbon.co.jp/
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、カーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しています。その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。中でもメインで進めている水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出PJでは、日本初・最大級（約6,220t）で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約50,000haに拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。