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Vol.47 国境を越えて一つの目標に挑戦する

今回は、海外事業部で社員として働いている作野あゆみさんにインタビューを行いました。作野さんがどのようにGreen Carbonと出会い、日々どのような業務をしているのか、ぜひ最後までご一読ください!

氏名:作野あゆみ(さくのあゆみ)
所属部署・役職:海外事業部
専門分野/担当業務:3つのチームを兼任しています。海外事業部ー調査チーム、開発チーム(ベトナム)、システム開発チーム
ジョインしたきっかけ:理由は2つあります。1つ目は人間だけではなく、自然・動物・植物といった地球上の全てのものにとって優しいものを作り、より良い未来を創造したいから。2つ目は試行錯誤しながら、新しいことに挑戦できるスタートアップの会社に魅力を感じていたためです。
大学:東京薬科大学 生命科学部 生命医科学科 大学院:東京科学大学(旧東京工業大学)生命理工学院 ライフエンジニアリングコース
専攻/学んでいたこと:大学・大学院どちらも、生命科学について学んでいました。生命科学は生命現象を分子レベルで解明し、応用する学問のことです。特にその中でも、大学では炎症と免疫について学びました。大学院では、腸疾患や乳がんについて体内時計の観点から学びました。
趣味/休日の過ごし方:旅行・ドライブ・散歩・写真が大好きです!旅行先で、知らなかった料理を試すことや新しい体験をすることなどを楽しんでいます!

Q. これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。

はじめまして! この4月にGreen Carbonの一員となりました、作野あゆみと申します。

新しい場所を訪れたり、ドライブや散歩でまだ見ぬ景色に出会うことが大好きです。そして、その感動を写真に残すのも私の大切な趣味の一つです。Googleマップには、これまでに訪れた場所やこれから行きたい場所がなんと約3000ヶ所も保存されています! これからもどんどん知らない国や都市・町へ冒険して行く予定です!!

私のキャリアはGreen Carbonからスタートしましたが、学生時代には多様な経験を積んできました。大学時代は夏休みを利用してアメリカでワーキングホリデーを経験し、国立公園内のグローサリーで働きました。大学院では1年間休学し、アイルランドの製薬会社で長期インターンシップに参加しました。さらに、日本では学業と両立して病院の栄養科でアルバイトをしたり、大学の学生広報団体を立ち上げ、広報活動に力を入れていた経験もあります。

これまでの経験で培ったチャレンジ精神と旺盛な好奇心を活かし、Green Carbonで様々な業務に携わり日々成長していきます。どうぞよろしくお願いいたします!

Q. どのような仕事に携わっていますか?業務内容をお聞かせください

私は現在3つのチームを兼任しています。海外事業部の調査チーム(①)、開発チーム(ベトナム)(②)、システム開発チーム(③) です。

①調査チームでは、プロジェクトからクレジット発行をするに当たって行うドキュメント作成をメインに行っています。②開発チーム(ベトナム)では、現地スタッフと連携し、ベトナムのプロジェクトの管理やサポートをしています。③システム開発チームでは、海外向けの新しい水田管理アプリの開発を行っています。

Q.仕事のやり甲斐はなんですか?

最もやりがいを感じたのは、ベトナムでのセミナー開催を裏側から支え、成功に導けた経験です。参加者の方々から「非常に有益だった」という嬉しい反響をメールなどでいただくことができ、大きな達成感を感じました。

セミナーの企画段階から全てを担当していたわけではありませんが、途中から様々な業務に自ら積極的に関わり、現地スタッフとも密に連携をとりながら準備を進めました。国境を超えて一つの目標に向かって協力し、それが形となり最終的に参加者の皆さんに喜んでいただけたことは、何物にも代えがたい経験です。もちろん、今回初めてセミナーを開催する中で様々な課題や改善点も見つかりましたが、この経験を糧に、今後のセミナー開催をさらに成功へと導いていきたいと強く感じています。

Q.GreenCarbonで働いて、嬉しかったことはなんですか?

これまで最も心に残っていることは、「Green Carbonが手掛けるプロジェクトによって、農家さんが心から喜んでくださっている」という言葉を、連携している大学の方から直接伺ったことです。

現在、Green Carbonが最も注力しているのが、AWDという手法を用いたメタンガスの排出量を削減するプロジェクトです。これは、水田を常に湛水状態にする従来の稲作とは異なり、「間断灌漑」という方法で、水田の水を一時的に抜き、乾燥させてから再び水を張るサイクルを繰り返す水管理手法です。

以前、プロジェクトに協力してくださっている大学の方が本社オフィスを訪れた際、現在の仕事の「やりがい」について深く話し合う機会がありました。その時、「農家さんがAWDを水田に導入することで、様々なメリットを実感し、大変喜んでいらっしゃる」というお話を聞かせていただきました。

正直なところ、Green Carbon HQで働いていると、実際に現場の農家さんの生の声を聞く機会は多くありません。しかし、このように私たちが会社として取り組んでいることが、間接的ではありますが、農家さんの幸せに繋がっているという具体的な声を聞くことができ、本当に嬉しく、大きな喜びを感じました。

Q.今後、挑戦したいことはなんですか?

今後Green Carbonで挑戦したいことは、プロジェクトのさらなる拡張に加え、社内のルール作りとチーム体制の強化に力を入れることです。

入社から約3か月経ち、業務への理解も深まり、同僚やともに働く仲間との絆も強くなってきました。もちろん、まだ学ぶべきことは多く、日々精進していきたいと思っていますが、現状の社内の体制には改善の余地があると感じています。

そう感じたのは、現在のプロジェクト数でも個々の業務負担が非常に大きく、このままプロジェクトを拡張していくことは、品質維持やメンバーのワークライフバランスの観点からもリスクが高いと感じたからです。

だからこそ、これを機に、将来を見据えた持続可能なチーム体制やタスク管理などを確立することに挑戦したいと考えています。効率的なワークフローの構築や、それぞれの役割と責任を明確にするルール作りを通じて、プロジェクトをより円滑に進められる組織へと発展させたいです。これはGreen Carbonが今後も成長し続けるために、また今いる仲間やこれから入ってくる仲間のためにも不可欠なステップだと確信しています。

Q. 最後に、GreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします

Green Carbonは社員やインターンの個々の意見や存在を尊重してくださる会社だと感じます。自分のやりたいことがある方や、いろんなことに挑戦してみたい方は、とてもいい環境だと思います。ぜひ一緒に新しい市場を作りながら、会社の成長と自分の成長を楽しみましょう!

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