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Vol.79 挑戦する中で、自分が何者だか知っていく

氏名:笠井惇平
所属部署・役職:国際事業部
専門分野・担当業務:東南アジアにおける農業関連リサーチ
大学:Coe College 3年
専攻:Data Science/Economics
ジョインしたきっかけ:自分の学んでいることを、現実社会にどのように落とし込めるか学びたかったから
これまでの経歴:岐阜出身、中学校から父の赴任で2年半バンコクへ、成蹊高等学校卒業、Coe College在学中
趣味・休日の過ごし方:テニス、散歩、友達と遊ぶ
学生時代の活動・所属団体:成蹊高校テニス部副部長、東京都団体3位、関東ベスト16。
SNS: www.linkedin.com/in/jumpeikasai

Q.これまでのキャリアを含めた自己紹介

笠井惇平と申します。岐阜市で小学校卒業までの12年間を過ごし、父の赴任でタイのバンコクに2年半過ごしました。
高校から成蹊高校に入学し、コロナ禍の中テニス部に入部し、たくさんの仲間と共に、一つの目標に向かってもがいていました。在学中、年の離れた先輩や、卒業後同校の中学校のテニスコーチをしていく中、様々な人や環境を経験していく中で、今いる環境に満足せずに様々なことにチャレンジして学んでいく姿勢の大事さに気づくことができ、それが決断がとても遅かったですが海外大学に進学しようとする決断の大きな原動になりました。大学では高校生の時に興味を持ったデータサイエンスという学問と、一年生の時にとった経済学の授業に興味を惹かれて二つを専攻しています。またテニス部に所属し、高校生の時に怪我で競技生活をやりきれなかったので、アメリカでも続けています。

趣味はやっぱりテニスです笑。やっぱり負けるのが嫌いなのでテニスに向き合っている時間はとても多いと思いますし、残りの大学生活で怪我をしないでやり切るためにも自分のからだとも向き合っています。また最近映画を少しずつ観るようになりました。いい映画があったら教えて欲しいです!!

Q.Green Carbonで働こうとしたきっかけ

大きな理由が二つあります。一つ目は大学で学んだことを現実社会にどのように活かせるのか知り、それがこれからの大学生活にも活かせると思ったからです。大学では経済学とデータサイエンスを学んでいく中で、この学びがどのような形で社会に生かされるのか知りたい、そしてインターンの経験が今後の大学生活での学業のモチベーションに変わると思ったからです。二つ目に長い夏休みに有意義なことをしたいという思いで入りました。バイトで長い3ヶ月の夏休みを過ごすのはもったいないと思いました。そして自分の活躍できる場所を探して、Green Carbonに巡り会いました。

Q.どのような仕事に携わっているか

私は国際事業部に所属していて、マイクロファイナンス事業の可能性について調べていたり、今はどの圃場のどこにデータを測定する場所を置けば効率よく観測できるか、調べています。大学と違うのは、答えという答えが存在しないことで、自分で答えを探したり、作らなければならないことだと思います。大学ではセオリーがあったり、数字の答え、このような回答になるだろうなどといった、採点できる答えを出していくのに対し、今の仕事は自分で答えらしきものを導き出し、それが答えになるかどうかわからないと言えばいいんでしょうか。。。ですが本質を捉えなければいけないことは変わっていません。海外事業部なので、調べることも基本的に海外のものばかりで、自分は文化や国民性の違いについては理解を深めて調べています。これはタイに住んでいた経験がすごい生きていて、例え隣国のタイとミャンマーでもすごく違う国民性を持っていると自分は感じています。ですのでアジア、東南アジアでひとくくりにするのではなく、各国、本当は地方まで括った方がいいのかもしれないいんですけど

Q.今後挑戦したいこと

これから挑戦したいことは、農業が持つ社会的価値をデータや仕組みの力で高めることです。我々人間は食がなければ生きていけませんが、世界の多くの地域では、農家が十分な収入を得られずに、また経済的自立をできずに厳しい生活を送っています。自分がGreen Carbonでマイクロファイナンスの調査を行う中で感じたのは、技術や金融の仕組みを変えるだけで、生産性や生活水準が大きく改善できる可能性があるということです。

今後はAIやデータ分析を活用しながら、まだだいぶ先のことになると思いますが、農業生産の最適化や米の売買に関することにも携わっていきたいと思います。また、単に効率化を目指すだけではなく、若者が職業として農業という選択肢を選ぶ人が増えていける、そのような社会作りに挑戦したいと思っています。

Q.10年後になりたい姿

10年後は、世界の国・地域で、現地の声を理解しながら社会に変化を生み出せる人間になっていきたいです。

中学生の時の経験、異なる文化や環境の中で多様な人と関わる中で感じてきたのは、どんなに優れた技術や理論があっても、それを現地の人々の心の中まで、生活に意味がなければならないということです。現地の人や価値観・文化・生活を尊重しながら、様々な方法で橋渡しをするような役割を担える人間になりたいです。

Q.Green Carbonで働きたい人へのメッセージ

Green Carbonは実践を通じて解決策を生み出そうとしている会社だと思います。学生の立場でありながら、社会の現場で課題の本質を考える環境、経験は本当に貴重です。環境や農業の未来に向き合いたい人にとって、これほど成長できる場所はないと思います!!

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