今回は海外事業部のインターンとして働いている山本 菜々夏(やまもと ななか)さんにインタビューを行いました。是非最後までご一読ください!
Q.簡単な自己紹介をお願いします。
現在は東京大学農学部4年生で、Green Carbonでは長期インターン生として海外事業部の業務に携わっています。
大学では環境学を専攻し、昨年はオーストラリアに1年間留学して地球温暖化のメカニズムや環境保全と社会活動の両立といった幅広いテーマを学びました。現在は、「ブルーカーボン」と呼ばれる海藻の炭素吸収・貯留に関する研究に取り組んでいます。海藻藻場の造成がカーボンクレジットとして評価されているということもあり、Green Carbonの事業と研究内容の接点を日々感じられて面白いです。
将来の夢は世界中の海を見に行くことです!留学中にグレートバリアリーフや太平洋の島々の綺麗な海を目にして感動したので、一生かけて色々な国の海を見にいけたらと思っています。
Q.Green Carbonで働こうと思ったきっかけは何ですか?
長期インターンを探していた際に、大学の友人からGreen Carbonを紹介してもらったことがきっかけです。
Green Carbonを選んだ最大の理由は、自分の研究を社会実装できる場だと感じたからです。大学では海藻の炭素吸収・貯留について研究していますが、研究を進める中で「基礎研究だけでなく、社会に役立つ形で活かす活動に取り組みたい」と考えるようになりました。海藻やマングローブはブルーカーボンクレジットとして取引されていることもあり、カーボンクレジットを扱うGreen Carbonでのインターンはまさに自分のやりたいことができる機会だと思い、入社を決めました。実際に働く中で自分の研究が将来どのように社会で活かされるのかを具体的にイメージでき、研究へのモチベーションも高まったので入社して本当によかったと思っています。
また、海外事業に携われる点も大きな魅力でした。私はもともと海外志向が強く、将来は国際的なフィールドで働きたいと考えています。Green Carbonではインターン生でも海外事業部の業務に関わることができ、留学で培った英語力を活かしながら貢献できることにやりがいを感じています。
Q.どのような仕事に携わっていますか?業務内容をお聞かせください。
私は海外事業部に所属し、カーボンクレジット案件作成に向けた事前調査や投資家向け提案資料の作成など幅広い業務を担当しています。世界各地から寄せられるカーボンクレジット案件について、方法論の適合性や収益性を検討し、アウトプット資料を作成しています。英語で書かれた膨大な量の方法論文書を比較・分析する作業はなかなか大変ですが、これが投資案件の意思決定に繋がると考えると、大きなやりがいを感じます。
現在は省庁向けに説明する方法論の作成も担当しており、自分の提案が世界基準になる可能性もあるというスケールの大きな仕事に携わっています。さらに、スタートアップイベントでは企業の方々に会社の顔としてお話しさせていただく機会もありました。インターン生の立場でこれほど大きな仕事を任せて頂けることに最初は驚きましたが、このチャレンジングな環境が自分自身の成長に繋がっていると感じます。
Q.今までに直面した課題は何ですか?
最も課題に感じたのは「複雑なカーボンクレジットビジネスを簡潔かつ的確に伝えること」です。特に、スタートアップイベントに参加した際、企業の方からのご質問に対して十分に納得のいく回答ができなかったことは悔しい経験でした。
カーボンクレジットは概念が抽象的で、市場動向も日々目まぐるしく変化しています。そのため、Green Carbonや業界の強みをより深く理解し、自分の言葉でわかりやすく伝えるスキルが必要だと痛感しました。この経験を通じて、資料作成などの日々の業務でも相手の視点を意識し、より深い理解を目指して取り組むようになりました。
Q.最後に、Green Carbonで働きたい人へメッセージをお願いします。
カーボンクレジットはまだ馴染みのない領域かもしれませんが、その分、新しい挑戦ができる機会にあふれています。社員の皆さんも情熱的かつ親切で、インターン生の意見や挑戦を後押ししてくれる素晴らしい環境です。私自身、もっと早く入社していればよかったと思っています(笑)
環境ビジネスや海外事業に興味のある方はもちろん、「何か面白いことをしてみたい」「社会人になる準備としてスキルアップしたい」という方とお会いできることを楽しみにしています!ぜひ一緒に挑戦しましょう!