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R&D

高効率メタンガス抑制微生物の研究開発

私たちは、生物(植物/微生物など)が持つ自然のプロセスを利用し、GHG源を人類が自在にコントロールする未来を思い描いています。

近年では、世界的に農耕地の乾燥化や塩害の拡大、熱帯・亜熱帯地域の病害虫の北上、また国内では農業の担い手の高齢化、消費者のニーズに合わせた食品開発の必要性など、数多くの食糧問題が浮上しています。

湛水(水を満たした状態)土壌の場合、メタン生成菌からメタンガスが発生するため落水期間(中干期間)を設けることでメタンガスの発生を抑制できるが、よりメタン抑制効率を高めるために、当社ではメタンガス発生を抑制する微生物の研究を進めています。

今後は、東南アジア圃場での実検証、東南アジア水田向け微生物の単離、微生物の機能向上AIモデルの作成、排泄物由来GHGの削減手法開発計画を進めてまいります。また、東南アジアの水田由来メタンを微生物資材で抑制するためのAIモデルの基盤開発の完成も目指してまいります。


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