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Vol.77 ファイナンスとサステナビリティを結びつける最初の一歩

名前 : グラティア・デリオス・オンプスング (Gratia Dearios Ompusunggu)
所属部署・役職 : 海外事業部 調査・オペレーション部門
専門分野/担当業務資金調達申請書類の作成、ベースラインレポートの調査、投資家向けPowerPointプレゼンテーションの準備、AWDトレーニングビデオの作成、コスト分析業務のサポート
大学 : 立命館アジア太平洋大学
専攻/学んでいること : 会計、財務
ジョインしたきっかけ : 大学では財務を専攻していますが、長期的に見ると持続可能性の分野は非常に重要な課題であるため、もともと関心がありました。そんな中、カーボンクレジットと気候変動ソリューションに取り組むスタートアップであるGreen Carbonでの機会を見つけ、この分野で実際の実務経験を積むチャンスだと感じ、応募しました。私の担当業務は会計や財務ではありませんが、ここで得ている持続可能性に関する知識とオペレーションに関する実務スキルは、私の財務のバックグラウンドを補完していると実感しています。また、私が将来のキャリアで目指している、ファイナンスとサステナビリティを結びつける最初の一歩になっていると考えています。


これまでの経歴 : 私は元々インドネシアのリアウ出身で、大学では、データ分析、コーポレートファイナンス、コスト管理など、さまざまな分野でいくつかのインターンシップを経験しました。
趣味/休日の過ごし方 : 音楽を聴くこと、料理、映画鑑賞、読書
学生時代の活動/所属団体 : 私は現在、大学で設立を進めている180 Degrees Consulting支部の代表兼共同創設者を務めています。加えて、課外活動実現のための組織(Organization for the Realization of Co-Curricular Activities)に所属し、財務チームのメンバーとして活動しています。これらの役割以外にも、スキルをさらに向上させるためにケースコンペティションやコンサルティングプロジェクトへの参加を楽しんでいます。
Social media : www.linkedin.com/in/gratiadearioswww.instagram.com/gratiadearios

Q. これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします

グラティア・デリオス・オンプスングと申します。出身はインドネシアのリアウで、日本の立命館アジア太平洋大学で会計と財務を専攻し、現在は4年生です。多様なコミュニティとアジア太平洋地域に重点を置いた大学の姿勢に魅力を感じ、入学を決意しました。

大学生活では、学業と友人と時間時間のバランスを意識しました。これまでに、データ分析、買掛金管理(accounts payable)、財務モデリングなど、さまざまな分野でインターンシップを経験し、財務に関する貴重な実務経験を積みました。専攻に加え、持続可能な慣行とビジネスがどのように両立するかを探求する授業を履修したことをきっかけに、サステナビリティへの関心が深まりました。

現在はGreen Carbonで実務経験を積んでおり、Agreenや森林再生などのプロジェクトに携わっています。この機会を通じて、財務の知識とサステナビリティへの情熱の両方を実際の現場で活かせたらと考えています。

Q. どのようなお仕事に携わっていますか?また、その業務内容について教えてください。

インターンシップの開始時、私はリサーチチームに配属され、主にプロジェクトの調査、AGREENプロジェクトの助成金申請書(グラントプロポーザル)の作成、およびGreen Carbonが活動を計画している地域のベースラインレポートの執筆に取り組みました。

約1ヶ月後、オペレーションチームに異動となり、Green Carbonのプロジェクトが実際にどのように実行されているかについて、より深い洞察を得ることができました。この役割では、投資家向けのPowerPointプレゼンテーションの準備や、農家が間断灌漑(AWD)技術を導入するのを支援するための教育用ビデオの作成を担当しています。現在もインターンとして継続しており、今後さらに多くの業務を通して、学び続けられることにモチベーションを感じています。

また、詳細な調査や提案書の作成から、トレーニング教材の制作や投資家向けプレゼンテーションに至るまで、幅広い種類のタスクに挑戦できていると思います。この幅広い業務を通して、マルチタスクスキルを鍛え、プロジェクト実行の包括的な理解ができるようになったと実感しています。

Q. Green Carbonでのやりがいは何ですか?

プロジェクトの調査や助成金申請書の作成から、投資家や農家向けのトレーニング資料やプレゼンテーションの作成まで、幅広い業務に携われることに大きなやりがいを感じています。どのような仕事も新しい学びと実践的なスキルを得られ、持続可能性を支援するプロジェクトに貢献できていることを大変嬉しく思っています。

Q.今までに直面した課題は何ですか?

リモートでの仕事は、誤解が生じやすかったり、詳細を見落としたりすることがあったため、難しさを感じました。この問題を解決するため、カフェやその他の新鮮な環境で働くようにして、集中力を維持しています。

また、チームとのコミュニケーションを増やし、質問をし、不明点を必ず確認するように心がけています。これにより、同僚からのサポートを得て、業務がスムーズになりました!

Q. Green Carbonでの業務で最もやりがいを感じる点はなんですか?

Green Carbonで働いていて最もやりがいを感じたのは、間違いなくチームメンバーです!
私は基本リモートワークですが、皆さんサポートしてくださり、親しみやすいチームのおかげで、今の経験ができていると思っています。

また、カーボンクレジットに関する知識やその重要性について深く学ぶことができ、レポートや調査結果を分析し、その情報を異なる聞き手に合わせて簡潔かつ明確にまとめるスキルも身につけることができました。

Q. 10年後の自分はどうなっていると思いますか?

10年後私はサステナビリティを専門に金融の分野で働いていると思います。環境にポジティブな影響をもたらすプロジェクトや企業に対して、投資をする仕事に携わりたいと考えています。

また、Green Carbonでの経験を通じて、金融とサステナビリティの問題がいかに密接に結びついているかを実感しました。この経験から、自身の財務スキルを活かして真の変革を推進できるキャリアを追求したいと考えています。

Q. 最後に、Green Carbonで働きたいと考えている方々へメッセージをお願いします。

Green Carbonへの参加を考えているすべての皆さん、ここはサステナビリティの分野で実践的な経験を積むことができる、素晴らしい環境です。

リモートワークであっても、協力的で親切なチームから常にサポートと励ましを感じており、それが日々やりがいを実感しています。社会にポジティブな影響を与えることに情熱を持ち、サステナビリティにおける実践的なスキルを身につけたいと熱望している方にとって、まさにGreen Carbonはぴったりの場所です!

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