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Vol.74 Green Carbonで問題解決を楽しむ

氏名: フィ・ラム・フォン (Phi Lam Phong)
所属部署・役職: 海外事業部、オペレーションチーム
専門分野/担当業務: AWD プロジェクト、特に灌漑マッピングにおける統計モデルの開発を支援。
大学: 名古屋大学
専攻/学んでいること: 経済学(統計学と計量経済学を専門)
ジョインしたきっかけ: 大学では得られない実践的な知識と経験を積むことが、Green Carbonへの入社の目的です。また、当初は全く知らなかったカーボンクレジットの開発や取引といった会社の事業分野に興味を持ったから。
これまでの経歴: ベトナムのハノイにある高校を卒業後、日本へ留学し、名古屋大学で学士号の取得を目指しました。
趣味/休日の過ごし方: ジム、武道、旅行
学生時代の活動/所属団体: 名古屋大学柔道部と国際学生団体

Q. これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。 

フィ・ラム・フォンと申します。普段は、フォンと呼ばれています。現在、名古屋大学の3年生です。中学生の頃から海外留学を夢見ていました。当初はアメリカかイギリスへの留学を考えていましたが、経済的な理由から、奨学金を得られた名古屋大学で学ぶことに決めました。

今振り返ると、日本に来たことは人生で最高の決断の一つだったと思います。日本で武道への情熱を見出し、日本文化への深い興味を育みました。また、大学では優しく支援してくれる教授や、たくさんの素晴らしい友人にも恵まれました。卒業後も日本に残り、働きたいと考えています。

Q. Green Carbonで働こうと思ったきっかけは何ですか?

Green Carbonが私の母国であるベトナムでいくつかのプロジェクトを推進していることを見て、会社を知りました。ハノイで育った私は、急速な都市化が環境を脅かしているのを目の当たりにしてきました。だからこそ、Green Carbonで働くことを通じて、私たちの生活環境を守り、改善することに貢献したいと思い、応募を決意しました。

Q. どのような仕事に携わっていますか?業務内容をお聞かせください。

現在、私はオペレーションチームで活動をしており、主な業務はAWDプロジェクトの統計分析モデル構築のサポートです。具体的には、「効率を最大化しつつコストを最小限に抑えるには、何本のパイプを設置すべきか?」や「水位データをどのようにグループ分けし、分析すべきか?」といった問いに取り組んでいます。

これらの問いに答えるために、統計学の数式や計算方法を学び、AWDに関連する先行研究を調べています。このプロセスを通じて、業務の技術的な側面と実用的な側面の双方について理解を深めています。

Q. 仕事のやりがいはなんですか?

私の仕事で最もやりがいを感じる部分は、学校で学んだ知識を現実世界の問題に応用できることです。業務では、過去の研究や数式を見直したり、プロジェクトデータを分析したりすることが多く、これは大学の授業で行ってきたことと非常によく似ています。

しかし、大学との違いは、実際のプロジェクトデータが、学校の演習のように完璧でなく、不完全であることです。時にはエラーがあったり、欠損値が含まれていたりします。しかし、それこそがこの仕事を魅力的にしている点だと考えています。なぜなら、批判的に考え、状況を常に改善しようと一歩ずつ問題解決に取り組むことが求められるからです。

Q.今までに直面した課題はなんですか? 

プロジェクトで実データを取り扱うのは初めてなので、活用できるサンプルが少ないことが一番の挑戦でした。すべてをゼロから構築しなければなりません。

しかし、これは同時に、創造性を発揮できる機会であると考えています。上司の方々は、仕事の基礎となる知識を常に問い直し、批判的に考えるよう促し、教えてくださいます。そのため、たとえ常に成功するわけではなくても、自由に研究を掘り下げ、新しいモデルを試すことができていると実感しています。

Q. 最後に、GreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします

Green Carbonは、個々の成長を最大限にサポートする環境を提供しています。インターンとして参加すれば、社員からの親身な指導を通じて、多くの貴重な学びを得られるはずです。また、実際の業務における課題解決に関わることで、他では得られない実践的な経験とスキルが身につくと考えています。

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