氏名:森川あおい
所属部署・役職:国内事業部
専門分野/担当業務:バイオ炭事業、新規事業創出に関する業務、水稲栽培や畜産分野におけるJ-クレジット申請に関連する業務
大学:早稲田大学
専攻/学んでいること:岩盤・石油生産工学専攻/CCS(二酸化炭素地下貯留)に関する研究
ジョインしたきっかけ:脱炭素事業のビジネスモデルについて学びたかったからです。
これまでの経歴:早稲田大学創造理工学部を卒業後、同大学大学院に進学し、現在は修士課程に在籍しています。
趣味/休日の過ごし方:キックボクシング/プロ野球観戦(巨人ファン)/海外旅行
学生時代の活動/所属団体:下駄っぱーず

Q. これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。
早稲田大学大学院 修士1年の森川あおいと申します。高校時代に、ヨーロッパの風力発電やマイクロプラスチック問題を題材とした英語教材に触れたことをきっかけに、脱炭素社会の実現に向けた取り組みに関心を持つようになりました。
大学では、資源・開発・循環・環境といった分野を幅広く学び、その中でも特に、人間生活の基盤を支えるエネルギー開発の分野に強く惹かれ、岩盤・石油生産工学研究室に所属しました。現在は、地球温暖化対策として期待されるCCS(二酸化炭素の地下貯留)技術に関する研究に取り組んでいます。
Q. Green Carbonで働こうと思ったきっかけは何ですか?
CCUSのバリューチェーンを構築し、その経済性を評価するプログラムに参加したことが、脱炭素ビジネスへの関心を深めるきっかけとなりました。この経験を通じて、どれほど優れた技術であっても、経済性が伴わなければ社会実装は困難であるという現実を実感しました。将来、エネルギー分野における脱炭素事業に携わることを目指しており、その一歩として、一次産業における脱炭素ビジネスモデルを学ぶことで、自身の視野を広げたいと考えました。Green Carbonのインターンでは、実践的な学びを通じて、事業構想や価値創出のあり方を深く理解したいと考え、応募しました。
Q. どのような仕事に携わっていますか?業務内容をお聞かせください。
現在、環境にやさしい土壌改良剤として注目される「バイオ炭」を活用した新規事業の創出に取り組んでいます。事業化に向けては、バイオ炭の加工場所や手法の選定に加え、適した土地や作物の提案など多くの課題があります。それらに対し、情報を集め、新たな発見を積み重ねながら議論を深める日々は非常に充実しています。今後は実証試験に向けて、より効率的な生産・販売手法の確立や、バイオ炭の効果検証に向けた準備を進めていく予定です。
また、水稲栽培や畜産分野におけるJ-クレジット申請業務にも携わっています。水稲では、申請に向けて農家様の各種データの確認・管理を行っており、細かな作業が多いものの、チームで協力して取り組める点にやりがいを感じています。畜産分野では、GHGプロトコルやIPCCの資料を読み込みながら知見を深め、削減量の算定にも挑戦するなど、実践的な形で事業化に向けた準備を進めています。
Q. 今後、挑戦したいことはなんですか?
新領域での事業創出に挑戦したいと考えています。Green Carbonがこれまで培ってきたノウハウやデータを活かし、一次産業の枠にとらわれない新たな価値を生み出すことが目標です。まずはバイオ炭事業や現在進行中のプロジェクトに全力で取り組み、現場での経験を通じて知識やスキルを磨きたいと考えています。将来的には、農業を取り巻く課題に対して「こういうサービスがあればいいのに」と思えるようなアイデアを形にし、新たな挑戦につなげていきたいです。
Q.10年後のご自身の姿と、今後取り組んでいきたい課題について教えてください。
10年後には、エネルギーの安定供給と脱炭素の両立を支える存在になっていたいと考えています。特に、脱炭素技術の社会実装を、経済性や産業間連携の観点から推進できる人材を目指しています。昨年のスコットランドでの研究留学では、行政・地域・企業が連携し、洋上風力発電や水素自動車といった技術が地域に根付いている様子を目の当たりにし、大きな刺激を受けました。こうした実践的な取り組みに触れた経験を活かし、学生のうちに技術的知見やグローバルな視点を深め、持続可能な社会の実現に貢献できるよう、挑戦を重ねていきたいです。
Q. 最後に、GreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします
GreenCarbonの事業を通じて、脱炭素ビジネスの最先端を体感できます。どの業務でも常に新しい情報に触れられるため、好奇心旺盛な方にとっては特に魅力的な環境だと思います。「環境にやさしい取り組みに携わりたい」「農業に関わるビジネスを学びたい」といった明確な動機はもちろん、「新規事業の創出に挑戦してみたい」といった漠然とした想いを持つ方にとっても、やりたいことを見つけられる場だと思います!

