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Green Carbon株式会社は、11月14日にアゼルバイジャンで開催されるCOP29「ジャパン・パビリオン」セミナーに登壇

ボランタリークレジットにおける地球観測衛星データの利用について紹介

Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(読み:グリーンカーボン))は、2024年11月11日(月)~22日(金)にアゼルバイジャン共和国・バクーで開催される国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(以下、COP29※1)のジャパン・パビリオン※2 に参加し、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)主催の「ボランタリークレジットにおける地球観測衛星データの利用(以下、本セミナー)」に、Green Carbon COO妹尾が登壇することをお知らせいたします。本セミナーでは、Green Carbonが取り組んでいる水田プロジェクト「メタンガス削減によるカーボンクレジット創出」に求められるエビデンスとして、地球観測衛星データの活用を紹介します。

本セミナー概要

近年活発化しているカーボンクレジット市場では、信頼性を確保するための透明性や検証コストの課題が浮上しています。これに対処する手段として、地球観測衛星データの活用が注目されており、広範囲なプロジェクトのモニタリングを効率的に行い、コストを抑えながら信頼性を高めることが期待されています。本セミナーは、カーボンクレジット取引における地球観測衛星データの有用性を、宇宙機関と民間企業の視点から議論し、理解を深めることを目的としています。

〈概要〉

主催     :国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)

場所     :アゼルバイジャン共和国、バクー

日時     :2024年11月14日 14:00-15:15(現地時間)

URL               :https://www.env.go.jp/earth/cop/cop29/pavilion/exhibition/details/045/

プログラム      :

〇開会挨拶

前島 弘則|宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門 地球観測統括

〇プレゼンテーション1「カーボンクレジットに貢献しうる地球観測衛星」

落合 治|宇宙航空研究開発機構(JAXA)

〇プレゼンテーション2「ボランタリークレジット認証機関における衛星データ活用」

TBC|Verra

〇プレゼンテーション3

Frank Martin Seifert|European Space Agency (ESA)

〇プレゼンテーション4「企業における衛星データ活用の取組」

井筒 沙美|住友商事株式会社 カーボンソリューション事業ユニット

〇プレゼンテーション5「企業における衛星データ活用の取組」

妹尾 聖人|Green Carbon 株式会社

〇パネルディスカッション

〇閉会挨拶

高附 彩|文部科学省 研究開発局環境エネルギー課 課長補佐

COP29登壇の背景

Green Carbonは、昨年度よりJAXA ALOS-2事業化実証の実証テーマの一つとして採択され、衛星データを活用した、水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出プロジェクトを進めています。このプロジェクトでは、対象地域の圃場の水位データと、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)に搭載された合成開口レーダー(SAR)による衛星観測データを解析し、メタン削減に関する客観的なエビデンスを提供することで、創出クレジットの透明性を向上させることを目指しています。

この取り組みをきっかけに、JAXAから招待を受け、衛星データを活用した温室効果ガス削減のモニタリングに関する知見を共有するため、登壇することとなりました。Green Carbonは、「企業における衛星データ活用の取組」として、稲作におけるメタン排出削減に向けた衛星データの活用について紹介します。さらに、宇宙機関やボランタリークレジット認証機関と共に、衛星データ利用における課題や今後の期待について議論を行います。

Green Carbon登壇者プロフィール

Green Carbon株式会社 COO / 取締役 妹尾 聖人(せのお たかと)

大手エネルギー会社でLNGターミナル及び発電所の国内外の事業開発に携わり、フィリピンの駐在員  事務所設立や事業会社投資等を経験。その後、大手医療機器のフィリピン現地法人を立ち上げ販売体制を確立。現在は、GreenCarbon社にて、取締役/COOとして海外事業開発全般を統括、東南アジアでの事業開発やプロジェクトマネジメントに従事。

※1:COP29

国連で1992年に採択された「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」に基づいて毎年開催される締約国会議。条約の最高意思決定期間として機能し、気候変動に関する国際的な取り組みについて議論する。

※2:ジャパン・パビリオン

COP29開催期間中に環境省が主催する展示とセミナー。気候変動抑制や脱炭素化促進のための日本の技術や取組の発信を目的としている。

今後のグローバルイベント登壇予定スケジュール

登壇予定日開催国イベント名
11月5日~11日オランダ(アムステルダム)GITR Global Meetup 2024
11月14日日本(東京)GRIC 2024
12月4日アフリカAfrica Investment Forum
12月8日サウジアラビアSaudi Arabia Space Debate
12月11日UAEAbu Dhabi Space Debate
◆Green Carbon 株式会社 
代表者   :代表取締役 大北 潤 
所在地   :東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607   
設立    :2019年12月 
事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL    : https://green-carbon.co.jp/
 
 
◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。
事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約100,000t)に拡大していく予定です。。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。 
 
 
◆GREEN CARBON JAPAN VIETNAM COMPANY LIMITED
略称    :GREEN CARBON JAPAN VIETNAM CO,. LTD
代表者   :代表取締役 大北 潤
所在地   :10th Floor, The Nexus Building, 34-3B Ton Duc Thang, Ben Nghe Ward, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
設立    :2024年8月
事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業
 

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