-インドネシアにおける農業由来の脱炭素プロジェクトの可能性について紹介-
2023年11月9日(木)、インドネシアの¹IDCTAと²IETAが主催する「Carbon Digital Conference Indonesia (以下、CDC)」の2つのプログラムにCFO 高野が登壇し、グリーン戦略や環境配慮の重要性、農業由来脱炭素プロジェクトの可能性についてご提案したことをお知らせいたします。
◆ Carbon Digital Conference Indonesia 概要と登壇背景
CDCはインドネシアのカーボンバリューチェーン全体に政策を広めるための重要な会議です。CDC では、インドネシアにおける炭素市場を取り巻く課題とそのソリューションについて議論し、環境保全、森林再生、持続可能な農業、エコツーリズムなど様々なテーマで有識者を招き議論しています。CDCは、カーボンクレジット関連企業やNGOを招待し、初期段階にあるグリーン戦略を加速させ、インドネシアのNDC目標達成を加速する場を提供しています。
Green Carbonは、東南アジア(フィリピン・ベトナム・バングラデッシュ)を中心に水田のメタンガス削減を活用したカーボンクレジット創出を進めております。この度、IDCTAからご相談を受け、当社の農業由来のカーボンクレジット創出取組事例やカーボンクレジット創出におけるAI・IoT機器によるソリューションの可能性について解説しました。
イベント当日は、「AI and IOT Solutions in Developing Climate, Community and Biodiversity Program」と「Indonesia Carbon Market Update — for Japanese Buyers and Beyond 」 の2つのプログラムに登壇し、インドネシアでの取り組み事例も交えながら活発なディスカッションを行い、インドネシアの農地におけるカーボンクレジット創出の可能性と、テクノロジー活用の可能性と限界について議論しました。
Carbon Digital Conference Indonesia:https://www.carbondigitalconference.id/
※1:IDCTA: Indonesia Carbon Trade Association (日本名:インドネシア炭素取引協会)
※2:IETA:国際的な炭素・排出権市場に積極的に関与する300以上のメンバーで構成される団体です。IETAのメンバーには、環境や自然保護に積極的なNGOに加え、国際的な大手銀行、エネルギー企業、産業界の企業が含まれます。