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Green Carbon株式会社、バイエル クロップサイエンス株式会社とカーボンクレジット創出へ向けたパートナーシップ契約を締結

中干し期間延長実施時における雑草防除の最適化

Green Carbon株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大北 潤、以下Green Carbon)は、バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂田 耕平、以下バイエル クロップサイエンス)と、カーボンクレジット創出に向け、両社のサービスを連携させる新たなパートナーシップ契約を締結したことをお知らせします。

バイエルクロップサイエンス株式会社公式WEBサイト:https://cropscience.bayer.jp/ja/home/news/detail/news122.php

◆パートナーシップ契約締結の背景

 Green Carbonは、カーボンクレジットの創出・登録・申請・販売までを一気通貫して支援するワンプラットフォームサービス*¹Agreen(アグリーン)を提供しており、カーボンクレジットの創出量や販売収益をシミュレーション、登録・申請に必要な書類をアップデートすることで、複雑な申請手続きを簡易化することができます。バイエル クロップサイエンスは、水稲、畑作、野菜および果樹の豊富な農薬ポートフォリオに加え、デジタル技術を活用し、個々の生産者のニーズに応える「水田雑草テーラーメイド防除®」を展開しています。「水田雑草テーラーメイド防除®」は、その核となるデジタル診断・処方ツール「my防除®」による圃場ごとの課題に合わせた最適散布の提案やシステム連携を通じて、農家さんへのサポートを強化するとともに持続可能な農業に貢献しています。

 今回のパートナーシップ契約を機に、「Agreen(アグリーン)」と「水田雑草テーラーメイド防除®」の両事業の連携を通じて、雑草防除を最適化しながら水田中干し延長によるメタンガス排出削減を実現し、カーボンクレジットを創出する連携モデルの実装を目指して具体的な内容を検討してまいります。

◆今後の展望

 GreenCarbonは農家の皆様より、中干し期間延長における除草や防除に対する心配のお声をいただいており、除草・防除の課題も感じておりました。今回「水田雑草テーラーメイド防除®」を使用することで、中干し延長実施時における雑草防除の最適化の提案が可能になり、両社が連携することで、農家の皆様へのサポートを広げつつ、脱炭素化にも寄与してまいります。

 また、2023年度は約8000haの水田農家の皆様と契約させていただきましたが、2024年度はさらに全国の水田農家様との連携を強めていき、5万ha、約10万tのクレジット創出を目指してまいります。 GreenCarbonは水田のクレジット創出に留まらず、畑作・酪農・森林農家など全農家へのカーボンクレジットを通した副収入取得を実現させ、地球の脱炭素化に貢献していく所存です。

◆バイエル クロップサイエンス株式会社事業紹介

 農薬、種子の分野で世界をリードするドイツ・バイエル社 クロップサイエンス部門に属し、日本における農業関連事業を展開しています。環境とヒトにより調和した農薬とその使用法の開発に加え、ドローンをはじめとするロボティクスや、個々の生産者のニーズに応えるテーラーメイド農業を実現するデジタルソリューションの開発・提供を軸に、日本の農業の持続可能な発展に貢献しています。

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