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Vol.83 課題に挑み、機会を拓く

氏名 : チャン ティ ミー チャン
所属部署・役職:海外事業部/ インターン
専門分野・担当業務:ベトナムにおける市場調査、プロジェクト計画および実施、事業開発支援
大学:長崎県立大学
専攻:地域創生研究科・地域社会マネジメント専攻
ジョインしたきっかけ: Green Carbonほど「ダイバーシティ&インクルージョン」を明確に体現している企業は他にないと感じております。このフレンドリーで温かい環境は、単に居心地が良いだけでなく、創造的なアイデアを生み出す活力にもなっています。このような協力的な体制があるからこそ、常に寄り添い知識を共有し合える同僚が育まれていきます。私はこの総合力こそが、Green Carbonが掲げる社会的インパクトのある環境ソリューションを推進するための鍵であると確信しております。 
これまでの経歴:大学にて地域社会マネジメントの修士号を取得 。専門職としては、日本の商社での電力インフラ事業、および在ベトナム・フランス商工会議所での中小企業支援において計6年以上の経験があり。
趣味/休日の過ごし方: バドミントン、ドライブ、日本の伝統芸能(相撲、歌舞伎、テーマ型博物館)の鑑賞
学生時代の活動/所属団体: 長崎県立大学 国際社会学部 ティーチング・アシスタント (2024年) ;五島列島わかものコンファレンス登壇 (2023年)
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Q. これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。 

まず、このような機会をいただき、ありがとうございます。

ベトナム出身チャン ティ ミー チャンと申します。現在、長崎県立大学大学院にて地域社会マネジメントの修士課程に在籍しています 。

大学院では、社会情報学会への参加をはじめ、教授の指導のもと、各分野の有識者や起業家の方々とともに、地域が抱える社会課題について議論を行ってきました。こうした経験を通じて、日本の歴史的な発展の背景に対する理解を深めると同時に、持続可能な社会の実現に向けて、私たちが取るべき行動について考える視点を培うことができました。また、ティーチング・アシスタントとしての活動を通じて、日本における業務の進め方や職場での基本的なマナーを実践的に学びました。異なる文化的背景の中で学び、働いた経験は、文化的な違いを理解し、円滑なコミュニケーションを図る上での土台となっており、現在の仕事においても活かされている私の強みの一つです。

職歴としては、これまで約6年間にわたり、火力発電(石炭・LNG)および再生可能エネルギーを含む、電力・エネルギーインフラ分野に従事してきました。キャリアのスタートは、在ベトナム・フランス商工会議所における購買担当としての業務であり、ここで国際貿易に関する実務的かつ基礎的な知識を身につけました。その後、住友商事ベトナムにてスーパーバイザーを務め、直近ではメコンデルタ地域における大規模石炭火力発電所のEPCプロジェクトに参画しました。このプロジェクトでは、オーナー企業と下請業者との間に立ち、工事進捗や調整業務を担当しました。加えて、陸上・洋上風力発電、産業用の屋根置き型太陽光発電ネットワーク、LNGサプライチェーンなど、再生可能エネルギー分野を中心とした事業開発にも携わってきました。これまでに培ってきた多様な経験を活かし、複雑な利害関係を伴うプロジェクトにおいても円滑な推進を図るとともに、グリーンエネルギーへの移行に実効性のある形で貢献できると考えています。

Q. どのような仕事に携わっていますか?業務内容をお聞かせください。

現在、ベトナムにおける低排出米(AWDプロジェクト)の事業計画およびコーディネートに従事しております 。日本本社とベトナム現地のステークホルダー(企業・農協等)を繋ぐ役割を担い、プロジェクトを推進しています 。現場での栽培管理から輸出物流までのプロセスを最適化し、国際水準のMRL(最大残留農薬基準)を遵守した高品質な製品供給体制を構築することが私の任務です 。戦略的パートナーとの合意形成や契約交渉において主導的な役割を果たせることは、自身の大きな成長にも繋がっています 。気候変動という地球規模の課題に対し、実効性のあるソリューションを提供するというGreen Carbonのミッションに共感し、その最前線で貢献できることに強い自負を持って取り組んでおります。

Q. Green Carbonで働こうと思ったきっかけを教えてください

気候変動という課題に対して、実務の立場から向き合いたいと考えたことが、志望のきっかけです。Green Carbonが、環境課題を単なる理想論としてではなく、事業として価値化し、社会に実装している点に強い関心を持ちました。

環境ソリューションを通じて、現実的かつ継続的に社会へ貢献している姿勢に共感し、自身がこれまで培ってきた経験やスキルを、その一端で活かしたいと考え、志望いたしました。

Q. 仕事のやり甲斐はなんですか? 

仕事において最もやりがいを感じる瞬間は、日本とベトナムを繋ぐ戦略的な架け橋として機能できていると実感する時です。本社の高い基準や期待を、ベトナム現地のオペレーションに落とし込み、両者を合致させるプロセスには非常に大きな挑戦しがいを感じています。契約交渉を成功に導くことや、出荷品が国際的なMRL基準(最大残留農薬基準)を遵守していることを確認できた際には、格別の達成感があります。それは、ベトナムの持続可能な製品がグローバル市場においても十分に通用することを証明しているからです。

Q. これまでに直面した課題は何ですか?

現地の農家の皆さんが長年培ってきた慣習を尊重しながら、国際基準であるMRLをどのように満たすかという点には、常に難しさを感じてきました。
また、本社が求める緻密な計画や管理体制を、ベトナムの現場にどのように浸透させるか、さらに突発的なトラブルにも対応できる柔軟な運用として定着させることが、大きな課題でした。

こうしたギャップを埋めるため、チームと連携しながら、プロセス全体を俯瞰して管理・調整する役割を担ってきました。現場と密にコミュニケーションを取り、各工程の進捗や品質を一つひとつ確認することで、日本や欧州といった品質要件の厳しい市場にも、安心して出荷できる体制の構築に取り組みました。

この経験を通じて、異なる文化や価値観の中で品質を担保するためには、基準の押し付けではなく、現場との相互理解と継続的な対話が不可欠であることを学びました。

Q. 最後に、GreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします

Green Carbonという舞台は、挑戦と学びに満ちています 。カーボンクレジットという新しい市場のパイオニアとして、私たちは日々、知恵を絞りながら未知の課題に取り組んでいます 。これから加わる方には、ぜひ好奇心と柔軟性を大切にしていただきたいと考えています 。グローバルな視点とローカルな実践を融合させるプロセスを楽しめる方にとって、ここは最高の成長環境です 。トレンドを消費するのではなく、自分たちが未来のスタンダードを創る。そんな情熱を持った方と共に働けることを楽しみにしています。

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