名前 : スティクノ ノヴィナ レノニー (Leony Novina Sutikno)
所属部署・役職 : 海外事業部(調査・検証チーム)
専門分野/担当業務:投資家向けプロジェクト進捗報告書、PDD(プロジェクト定義書)の作成、LoD(書類一覧)およびMPSの作成、調査および検証業務など
大学 : 立命館アジア太平洋大学
専攻/学んでいること: 国際マネージメント・マーケティング
ジョインしたきっかけ : マーケティングを学ぶ学生として、私はサステナビリティを世界的課題でだけでなく、イノベーションや長期的な事業成長を促進する重要な原動力であると考えています。Green Carbon に出会えたことは、マーケティングのスキルを活かしながら、実際のサステナビリティの取り組みを直接学び、同時に「意義ある持続的なインパクトを創出する」というビジョンに貢献できる、特別な機会だと感じました。
これまでの経歴 : ジャカルタのサンタ・ウルスラ高校を卒業後、日本の立命館アジア太平洋大学に進学し、マーケティングを専攻。
趣味/休日の過ごし方 : スポーツをすること(バドミントン、バレーボール、テニス、パデル)、ドラマを見ること、K-POPを見ること、旅行すること。
Stu学生時代の活動/所属団体: 多文化協働ワークショップ ティーチングアシスタント、立命館アジア太平洋大学インドネシア学生会(APUINA)、インドネシアンウィーク、Hult Prize APU マーケティング兼広報、英語チューター
Social media : https://www.linkedin.com/in/leony-novina/

Q. これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。
私の名前は スティクノ ノヴィナ レノニー と申します。皆からは レノニー と呼ばれています。インドネシアのジャカルタで生まれ育ちました。日本の文化、安全性、そして人々の礼儀正しさに深く感銘を受け、日本での留学を決意しました。現在は立命館アジア太平洋大学の最終学年で、マーケティングを専攻しています。
大学生活を通じて、さまざまな活動に積極的に取り組んできました。Multicultural Cooperative Workshop(MCW)のティーチングアシスタントとして、新入生が大学生活に慣れ、多文化環境で協力できるようサポートしました。また、日本の小学生に英語を教えるボランティアを行い、地域社会に貢献する機会を得ました。さらに、鹿児島での旅行業界に関するインターンシップにも参加し、観光マーケティングや地域活性化について学びました。
最近は、Green Carbon でのインターンシップに参加し、マーケティングの知識を活かしながら、サステナビリティに関する取り組みを支援しています。このような経験を通じて、キャリアへの関心が明確になり、ビジネスと社会的・環境的意義を結びつけることへの情熱が一層強まりました。
Q. どのようなお仕事に携わっていますか?また、その業務内容について教えてください。
Green Carbonでのインターンシップでは、様々なリサーチやドキュメント作成業務に携わってきました。初めの頃は、プロジェクト設計文書(PDD)の作成補助、ベースラインレポートのドラフト作成、また新しい方法論に関するリサーチなど、チームをサポートしながら学ぶことに重点を置いた役割を担っていました。
その後、経験を重ねるにつれて、より大きな責任を任されるようになりました。現在は、フィリピンにおける全プロジェクトの投資家向け進捗報告書の作成を担当しています。これには、関連文書やデータの収集・整理、包括的なドキュメント一覧表(LoD)の作成、そしてモニタリング計画書(MPS)の準備が含まれています。さらに、全プロジェクトの「プロジェクトクレジットサマリー」の作成にも携わり、ステークホルダー向けの主要な情報を整理し、作成しています。
Q. Green Carbonでのやりがいは何ですか?
調査や検証チームの一員として、それほど大きな影響を与えられないと思う方もいるかと思いますが、私にとって強く心に残る瞬間がありました。Green Carbon のチームが実際に現場へ行き、農家や地域の人々と直接関わっている姿を見たときです。その瞬間、私たちが作成している提案書や文書は単なる紙ではなく、実際に人々の生活へ影響をもたらすプロジェクトへと形を変えるのだと実感しました。自分が裏方として携わったことが、このような効果を持ち得るということは、最初は想像できなかったのですが、この経験を通じ、大きな充実感と学び続け、最善を尽くそうという強いモチベーションを感じました。
Q. 今までに直面した課題は何ですか?
マーケティングの経歴を持つ私にとって、最初の課題の一つは、プロジェクトで使われる多くの専門用語やレポート、方法論を理解することでした。入社当初は、概念が新しく、基本を理解するだけでも文書を何度も読み返さなければならず、圧倒されていました。しかし、時間が経つにつれて、質問をしたり、自分で調べたり、同僚にアドバイスを求めることで、この課題を乗り越えられるようになりました。周りのサポートのおかげで、徐々に業務に慣れ、自信を持って取り組めるようになりました。
もう一つの課題は、オンラインインターンシップ特有の環境です。直接顔を合わせられないため、すぐに質問ができなかったり、小さな変化に気づきにくかったり、チームとのつながりを実感しにくかったりすることがありました。最初は少し不安で、迷惑をかけてしまうのではと心配でしたが、積極的に自分から動く必要があると気づきました。そこで、積極的に連絡を取り、短いチェックインを設定し、業務の整理や共有の仕方を改善するよう心がけました。簡単ではありませんでしたが、少しずつ独立性や柔軟性、そして簡潔で効果的にコミュニケーションする力を身につけることができたと実感しています。
Q.10年後の自分はどうなっていると思いますか?
10年後、私はインドネシアで事業を拡大しているグローバル企業でリーダーシップを発揮している自分を想像しています。成長を支援すると同時に、現地の人材育成やコミュニティ作り、持続可能なビジネスの推進などを通じて、インドネシアに意義のある影響を与えたいと考えています。これまでに得た知識や国際経験を活かし、インドネシアに貢献し、その発展の一部として活躍できることを願っています。
Q. 最後に、Green Carbonで働きたいと考えている方々へメッセージをお願いします。
Green Carbon は、自分自身に挑戦し、新たな強みやスキルを発見できる環境です。これまでに環境やサステナビリティの経歴がなくても、チームからの指導やメンターシップ、サポートを受けることができます。また、私にとってここは単なるインターンシップ先ではなく、成長の貴重な機会を得られ、刺激的な人々と繋がり、コミュニティや地球にポジティブな影響を与えるプロジェクトに貢献できる学びの環境でもあります。