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Vol.61 「やりたいこと」を仕事にできていること

氏名(ふりがな):田中哲也(たなかてつや)

所属部署・役職: 海外事業部

専門分野/担当業務:Agreen開発、オペレーション、市場調査、イベントプランニング

大学:アマーストカレッジ

専攻/学んでいること:コンピューターサイエンスと政治学

これまでの経歴:日本の滋賀県と中国の無錫市の出身で、現在はアメリカのアマースト大学に留学生として在学中です。

趣味/休日の過ごし方:バドミントン、写真撮影、読書、旅行

学生時代の活動/所属団体:生徒会、バドミントンクラブ(会計・コーディネーター)、日本文化クラブ、TEDxAmherst(映像ディレクター)、Ideas 2 Innovation(技術プロジェクトマネージャー)、180度コンサルティング、アドミッション・ブロガー、学生フォトグラファー

Q.これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。 

こんにちは。アメリカ・アマースト大学で政治学とコンピューターサイエンスを専攻している田中哲也です。日本、中国、アメリカと異なる文化圏で育った経験から、国際的な視点や多様な価値観に触れる機会に恵まれ、将来は国際協力のある仕事に携わりたいと考えています。

高校時代に「一人の行動では何も変わらない」といった言葉を聞いたことがきっかけで、サステナビリティへの関心が高まりました。それ以来、環境分野での取り組みに力を入れており、環境委員会のリーダーとしてコンポスト導入や年次レポートの作成、イベントの企画運営などを行いました。また、全米150校以上が参加する気候フォーラムの地域代表としても活動しました。

現在も大学でサステナビリティとテクノロジーの融合に取り組んでおり、ロストアンドファウンドのシステムや大学環境部署内の業務支援ツールの開発など、実践的なプロジェクトに携わっています。

また、課外活動としてバドミントンに力を入れており、現在はアマースト大学で初となる大学間バドミントン大会の企画を主導しています。ブラウン大学やダートマス大学など8校以上の参加が決まっており、学生間の交流を深める良い機会になると考えています。

Q. ジョインしたきっかけはなんですか?

スタートアップの運営を実際に体験し、理論としてのイノベーションがどのように現場で実践されているのかを理解したいと考えていました。高校時代から持っていたサステナビリティへの関心から、インセンティブに基づく気候変動対策の必要性を強く感じており、Green Carbonは学びながら貢献できる理想的な場所だと感じました。

Q. どのような仕事に携わっていますか?

ここ数ヶ月、Green Carbonでは主に「Agreen」の開発、市場調査・分析、業務サポート、イベント企画の4つの分野に携わってきました。

  • Agreen開発では、私のコンピューターサイエンスの知識を活かし、アプリの技術的な構成を確認しながら、改善点の提案や適切なツールの選定を行いました。
  • 調査・分析の面では、各国における製品価格や関連ステークホルダーのリサーチを行い、チームがデータに基づいて判断できるよう、要点をまとめたレポートを作成しました。
  • 業務サポートとしては、AWDのような専門的な概念を一般の方にもわかりやすく伝えるためのマニュアルを作成しました。また、投資家向け資料の作成にも携わり、Adobe Illustratorを用いて図表などのビジュアル制作も担当しました。
  • イベント企画では、他のインターンとともに新オフィスで初開催されたイベントを企画・運営し、70名以上の多様な参加者を迎えることができました。スライドの作成や当日の運営サポートも担当しました。

Green Carbonでのインターンで特に魅力的に感じているのは、インターン生一人ひとりの目標に寄り添った業務設計です。単にタスクを割り振るのではなく、私たちが何を学び、どう成長したいかを丁寧に聞き取り、それに合った経験を提供してくれています。

Q. 仕事のやり甲斐はなんですか?

環境を守るという大きなミッションの一端を担えるプロジェクトに関わることは、本当にやりがいがあります。投資家向けの資料を作成する時も、「Agreen」のUIをテストする時も、そのすべてが気候アクションという現実の取り組みに貢献していると実感できます。学ぶことは多く、決して簡単ではありませんが、その分だけ意味のある経験になっています。

Q. 今までに直面した課題はなんですか? 

これまでで最も大きな挑戦の一つは、カーボンクレジット市場の全体像や仕組みを理解することでした。市場には専門用語や多くの関連機関が存在しており、Green Carbonに参加するまでほとんど知識がありませんでした。しかし、スタッフや他のインターンの方々が丁寧に仕組みを説明してくださり、学びを深めることができました。今では自分自身が新しく入ってきたインターンのサポートをする側にまわることができています。

Q. 10年後になりたい姿はなんですか? 

10年後には、自分のITの知識を活かして、社会の重要な課題に取り組むプロジェクトや企業を立ち上げたいと考えています。たとえば、サステナビリティ、教育、公共インフラといった分野で、テクノロジーを現実社会の課題解決に結びつけるような仕組みをつくりたいです。単に効率的に動くシステムではなく、人々や地域を力づけるような仕組みを目指しています。

Q. 最後に、GreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします 

Green Carbonでは、単なる「インターン」として扱われることはありません。自分の仕事に責任を持ち、難しい問いにも積極的に向き合い、気候変動という課題に本気で取り組むチームと協力しながら働くことができます。好奇心があり、自ら行動し、社会に本当に意味のある仕事に挑戦したい人にとって、これ以上ない環境だと思います。

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