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Vol.37 法律で守る、Green Carbonの使命

今回の特集では、Green Carbonのグローバル法務領域を担当する、ヒーナ・サビールさんにお話を伺いました。ヒーナさんの国際的な法務領域の経験は、Green Carbonのグローバルな事業を法的に支える重要な役割を果たしています。是非最後までご一読ください!


Q. まずは自己紹介とこれまでのキャリアについて教えてください。

私は経営学士(BBA)と法学士(LL.B. Hons)の学位を取得後、法と環境の両方への情熱を追求する形で、現在のキャリアを築いてきました。幼い頃から、法制度と環境の持続可能性が交わる点に強い関心があり、社会に意味のある影響を与えることができる職業を目指してきました。
法学の勉強と並行して日本語を学んだことが、私のキャリアにおいて大きな柱となっています。異なる文化や法体系を理解し、活用できるスキルは、グローバルかつ多様な環境で働くうえで非常に重要です。


大学卒業後は企業法務や訴訟、仲裁、契約書の作成など、実務を通じて法的経験を詰みましたが、次第に、法的専門知識を活かして自然由来の気候変動対策や持続可能性の取り組みを支える仕事に興味を持ちました。そんな中、私の個人的な情熱と職業的な目標が一致する場として出会ったのが、Green Carbonでした。法という専門性と、持続可能な脱炭素対策への関心といった、これまで抱いてきたすべての興味を一つにすることができる企業を見つけられたのは運命と感じました。


Green Carbon のVision——「生命の力で地球を救う」に出会ったとき、私は直感的に「これだ」と思いました。まるで天職のような感覚で、自分の持てる力を意味のある形で発揮できる場所だと確信しました。Green Carbonで働くことは「単なる仕事」ではなく、「使命」そのものだと感じています。

Q. 現在、Green Carbonで担当されている業務について教えてください。

私は、Green Carbonの弁護士として、自社の成長と持続可能な取り組みを法的側面から支える多岐にわたる業務を担当しています。具体的に、日本、インド、ベトナム、タイなど、複数の国にまたがる事業において、それぞれの法制度に従いながら、当社の環境責任と持続可能性への取り組みが適切に実行されるよう努めています。
また、法務コンプライアンスの維持、契約書の作成や交渉、規制との整合性確保など、日々さまざまな法的アドバイスを提供しています。Green Carbon が目指す大きなビジョンを法的に支えることが、私の役割です。

特に重要なのが、国境を越える法的課題の管理です。国際取引、提携、ビジネス契約などを、各国の法律や国際的な貿易規制に沿って構築する必要があります。各国の法制度に対応するためにチームと連携しながら、リスクを最小限に抑えることに注力しています。
Green Carbon の業務特性上、法的観点は多面的であり、国内法・国際法の両方への準拠が欠かせません。


この役割は私にとって非常にやりがいがあり、また大きな影響力を持つ仕事だと自負しています。あらゆる面からGreen Carbonを法的に守ることであり、すべての法的判断がGreen Carbonの基本的な価値観や目標と確実に一致するよう努めています。法的な決定をする際は、社員一人ひとりにとどまらず、Green Carbonという組織全体、その掲げる使命、そして環境そのものにも直接影響を与えるものであると深く認識しています。だからこそ、一つひとつの業務に最大限の責任感を持って取り組み、自分の行動が未来とその国際的な影響力を守るものであることを常に意識しています。自分の仕事が未来のために、地球をより良くする一助になっていると思うと、大きな意味を感じることができます。

Q. 最後に、Green Carbon への参加を考えている方々へメッセージをお願いします。

Green Carbon は単なる職場ではなく、持続可能な未来という共通の目標に向かって、情熱ある人々が力を合わせて取り組んでいる場所です。もし、グローバルな課題に貢献したい、意義ある目的のために働きたい、未来に持続可能なインパクトを残したいという想いがあれば、Green Carbon はぴったりの場所だと思います。


Green Carbon で働く皆さんは単なる社員ではなく、持続可能な未来を目指す大きな取り組みを担っていると共に、社員のアイデアは尊重され、仕事の成果が社会に大きな影響を与えます。仕事を通じて専門的にも個人的にも成長することができる環境が整っており、ビジネス、テクノロジー、環境科学など、あらゆるバックグラウンドやスキルが活かせる場所がここにはあります。


私にとって、Green Carbon に参加することは、単なるキャリアの一歩ではなく、自分の価値観と仕事が一致する選択でした。自分の持つ力やスキルを活かして、目に見える形で社会に貢献したい、そして自分自身を超えた大きな目的のために働きたい皆んをお待ちしております。
共に、自然と調和しながら豊かに発展していける未来を築いていきましょう。

Let’s build a greener, better world—together!

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