今回は、海外事業部でオペレーションマネージャーを務めるトリスカワルダナさんにインタビューを実施しました。昨年12月にGreen Carbonに参画したトリスカさんは何を語るのでしょうか?是非最後までご一読ください!
Q.これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。
立命館アジア太平洋大学(APU)のアジア太平洋学部(環境・開発専攻)を卒業後、九州大学の森林政策学研究室に進学し、2022年に修了しました。修了後、化学フィルターを製造するグリーンテクノロジー企業で、貿易担当として2年間勤めた経験もあります。
6年間の在学中、サステナビリティ分野に関する様々な活動に積極的に参加しました。Merit360というイギリスで開催されたSGDsに関するユース・カンファレンスに参加したり、母国インドネシアで森林保全NGOでのインターンシップをしたりしました。当時、データ収集のために、参加型のエスノグラフィック・アプローチを採用し、森の中で1ヶ月間実際に生活を共にしながら、社会経済や農業生態学的なデータを収集した経験もしました。
Q.GreenCarbonで働こうと思ったきっかけは何ですか?
前職では純日本企業で働いたことで、基礎的な働き方や知識を身につけることができましたが、年功序列という定着がまだまだ強いと感じたので、より実践的な機会が得られる会社に転職しようと考えるようになった。そこで、Linkedinでサステナビリティ関連のスタートアップの仕事をいろいろ探してみたところ、Green Carbon (GC)の募集を見かけた瞬間「自分のプロフィールとぴったりだ」と思い、応募することになりました。
Q.どのような仕事に携わっていますか?また、業務内容をお聞かせください。
前職と同様に、GCでも海外事業部に所属しています。
海外事業部という言葉に馴染みのない留学生がたくさんいると思いますが、簡単に説明すると、日本の本社と海外の取引先や子会社との間の業務を担当するチームの総称です。GCでは、調査、事業開発、オペレーションの3つのチームがあります。組織図ではオペレーションのことを主に担当していますが、当社はスタートアップであるため、明確な業務分担を維持することは難しいですね。
オペレーションの業務では、各プロジェクトに適用する方法論を充分に理解しながら、プロジェクト・マネジメントのスキルを兼ね備えていることがポイントです。
特に、GCでは現在南東アジアで複数の大規模プロジェクトを実施しておりますので、色んな現地担当者から情報の収集・分類・検証するのは非常にトリッキーですが、おかげさまで現地スタッフや連携している大学・研究機関が協力的のため、一緒に働くのは楽しいと感じます。
Q.仕事のやり甲斐はなんですか?
カーボンクレジットという業界は、環境スチュワードシップと経済革新の交差点にある。金融業界や生産業界が科学的根拠のあるサステナビリティアジェンダにより関心を持つことが必要であることが徐々に分かってきたように、環境学のバックグラウンドを持つ者にも同じことを適用する必要があると思います。したがって、GCで働くことで、内部からシステムを修正する方法について学ぶことができ、やりがいにつながると感じます。
また、ほとんどのプロジェクトが海外で行われているという事実も、ネットワークを広げ、多文化的背景を持つ人々を管理し、協力する方法を経験するのに役立っています。
Q.最後にGreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします。
サステナビリティのバックグラウンドがある人にとっては、理論的な理解を具体的な行動に移す絶好の機会だと思いますが、サステナビリティのバックグラウンドがない人も心配する必要はありません。プロジェクト・マネジメントやリーダーシップといったスキルも向上させる絶好の機会になると思いますので、ぜひご興味があればご応募待っています!