この度、株式会社北洋銀行(取締役頭取:安田光春)と子会社の株式会社北海道共創パートナーズ(代表取締役社長 :岩崎 俊一郎、以下「HKP」)と、北海道内におけるカーボンクレジットを活用したエコシステム構築に向けて、2023年11月9日に業務提携契約を締結したことをお知らせします。
◆Green Carbon×北洋銀行グループ連携の背景
Green Carbonは、カーボンクレジット創出やJークレジット※1/ボランタリークレジットの登録~販売までを一気通貫してサポートするスタートアップ企業です。2023年3月1日、Jークレジット運営委員会にて、「水稲栽培における中干し期間の延長」※2の方法論が新たに承認されたことを受け、同年4月に稲作コンソーシアムを立ち上げました。また、2023年6月28日には日本初でJークレジットの認証を取得し、現在約7,000haの水田農家と連携のうえ、約14,000 t-CO2eのカーボンクレジット創出を予定しています。
また、北洋銀行グループは、幅広いお客さまに対してカーボンクレジットの創出支援を通じた脱炭素経営の推進とカーボンクレジットによる収益化の拡大を支援しており、地域金融機関グループとしてお客さまの企業価値向上や、北海道全体のカーボンニュートラル達成と地域経済の活性化に対する貢献を目指しております。
この度、Green Carbon の持つカーボンクレジット創出スキームと、北洋銀行グループの連携先企業へのカーボンクレジット販売チャネルを活かすことで、地産地消型の“カーボンクレジットエコシステム”が形成できると考え事業提携に至りました。