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Vol.17 カーボンクレジットで地域を守る

国内事業部、北海道営業所長の眞鍋 悠眸子(まなべ ゆめこ)さんにインタビューを実施しました。営業所の立ち上げに関わり、農家開拓を行う眞鍋さんは何を語るのでしょうか?是非最後までご一読ください!

Q.これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。

海外の大学院を卒業しテレビ局で1年間勤務しました。その後、気候変動問題に対して直接的に貢献できる方法を模索し、カーボンクレジット業界に転職しました。一度退職してフランスの農家で半年間の研修を受けた後、帰国後にGreen Carbonに入社しています。現在は北海道での就農準備と両立しながら業務を行っています。

Q.どのような仕事に携わっていますか?業務内容をお聞かせください。

北海道営業所を担当し、主に水田中干しのカーボンクレジット事業の拡大に取り組んでいます。具体的には、農家の方々を取りまとめるJAなどの代理店と連携し、より多くの農家の皆様にプロジェクトへご参加いただけるよう、オンラインイベントや勉強会を企画・運営しています。また、北海道に常駐している強みを活かし、現場での対話を通じて農家の皆様との信頼関係を築きながら、カーボンクレジットへの理解促進に努めています。

今後は酪農分野にも積極的に取り組む予定です。父が牛の削蹄士という背景から、その現場に同行して農家の皆様のお話を直接伺うなど、酪農に関する知識を深め、より実践的な視点で業務に取り組んでいます。

Q.GreenCarbonで働こうと思ったきっかけは何ですか?

地元・北海道に根ざしながら気候変動対策に貢献できる仕事を探していた際に、ちょうど北海道営業所の立ち上げを知り、前職で培った経験を活かせると考え入社を決意しました。

北海道は自然由来のカーボンクレジット創出に大きな可能性を秘めており、これを活用して日本初のカーボンニュートラル地域を実現したいという、面接担当者であり現在の上司の熱い想いに深く共感し、そのビジョンを実現する一助になりたいと思いました。

Q.仕事のやり甲斐はなんですか?

この仕事を通じて「いい人」に出会える瞬間に、やりがいを感じます。例えば、農家の方々の最善を真剣に考えている人、立場の弱い生産者を守ろうとしている人、あるいは地元を盛り上げるために良いビジネスを生み出そうと努力している人など。

こうした一生懸命な方々との出会いは、私自身に大きな刺激になり、もっと頑張ろうという前向きな気持ちを引き出してくれます。そして、カーボンクレジット事業を通じて、そんな人々をさらに応援していきたいという思いが一層強くなります。

Q.今までに直面した課題はなんですか?

カーボンクレジットの理解を広めることは、現在でも決して簡単なことではありません。グリーンウォッシュではないかという疑念や、「目に見えない怪しいもの」といったイメージを抱く方々に出会うこともあります。

しかし、私にとってカーボンクレジットは、これまで無償で搾取されてきた自然資本に価値を与え、自然や第一次産業の生産者を守ることができる重要な仕組みです。確かにその本質が目に見えにくく、最初は理解が難しいものかもしれませんが、正しく活用されれば地球環境の改善に大きく貢献できると信じています。今後も丁寧な説明と具体的な事例を通じて、より多くの方にその意義を理解していただけるよう努めていきたいと思います。

Q.最後に、GreenCarbonで働きたい人へメッセージをお願いします!

Green Carbonは、スピード感と情熱にあふれた職場です。社員一人ひとりが、本気で世界を変えたいという強い意志を持ち、大きなやりがいや成長を実感できる環境でもあります。熱意を持ち、変化を恐れず、新しい価値を創造していきたいと考えている方にはぴったりの職場です。Green Carbonで、一緒に未来をつくっていきましょう!

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