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Green Carbon株式会社 埼玉県深谷市主催「Deep Valey Agritech Award 2023」のフードバリューチェーン部門にて最優秀賞を受賞

-2024年度から深谷市にてカーボンクレジットを軸としたPJや実証を始動-

 Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(読み;グリーンカーボン))は、埼玉県深谷市が主催する日本の農と食の未来を創るビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech Award 2023」のフードバリューチェーン部門にて最優秀賞を受賞したことをお知らせします。

◆Green Carbon最優秀賞受賞の背景と今後の取り組み

 今回、GreenCarbonは深谷市に「深谷ネギに次ぐブランディング作物、Agreen(アグリーン)*¹を活用した環境配慮米(深谷米)の商品開発と深谷ブランドの確立」を提案しました。深谷市市長を含め審査員からは「クレジットの創出から支援しているのは素晴らしい」「深谷市は畜産も盛んなので、水田以外の活用方法も積極的に検討していただきたい」「環境配慮米について、高く売れる仕組みのビジネスではない印象。ビジネスとしての可能性や、産地単位で等級があがる」「カーボンクレジットは農家も意識しており、アグリテック交流施設を活用していただいて生産者の意見を聞きながら、他に真似されないような形で実現してほしい」など賞賛の声をいただき、フードバリューチェーン部門で最優秀賞受賞に至りました。

 今回の受賞を期に、埼玉県深谷市の水田農家、畑作農家との連携や実証を通し、カーボンクレジット創出による農家への副収入還元や脱炭素化を実施してまいります。また、環境配慮米の活用や、環境配慮作物を開発し、水田だけに留まらず全農家に拡大してまいります。さらに、今回の副賞である出資金1,000万円の交渉権について、今後深谷市と議論いたします。

◆Deep Valey Agritech Award 2023の概要

 本プログラムは、儲かる農業都市の実現のため、深谷市の農家が抱える農業課題を解決する技術・アイデアや、「食品加工・製造」「流通・輸送」「販売・消費」等の食にまつわる課題を解決する技術・アイデアを表彰する取組です。2022年までの開催では、主に生産現場に関する提案を中心に募っていましたが、農家の抱える課題解決や深谷市のよりよい農業の未来創出のためには、生産から消費までを包括した農と食の産業全体(フードバリューチェーン)を支援することが重要です。そこで2023年からは農産物全体としての付加価値向上を目指し、「農と食」のフードバリューチェーン全体のビジネスモデル・アイデアも募集領域として拡大し、深谷市として「農と食の産業」の強化につながる提案を表彰しています。

公式ウェブサイト:https://www.city.fukaya.saitama.jp/topics/14854.html

○最優秀賞インタビューリリース
公式ウェブサイト:https://agri.mynavi.jp/deepvalley_agritechaward/winner-2/

インタビュー担当:事業開発本部 部長 井家

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